せっかくなのでガンの仲間を続けて紹介していきます。
今回はヒシクイ。
環境省RDB 亜種ヒシクイ:絶滅危惧Ⅱ類
亜種オオヒシクイ:準絶滅危惧種
天然記念物
たいてい目にすることが多いのは亜種オオヒシクイ

マガンより体はずっと大きく、嘴も長め。
国内に渡来するヒシクイ類のうち、オオヒシクイが8割ほどを占める。
菱の実を食べることからヒシクイの名がついたが、特に菱の実だけを食べるわけではない。
マガンもヒシクイも水草や稲の落ち穂などの種子を好んで食べる。
ただ、実際に餌場では

マガンと一緒に採餌することは少なく、むしろ白鳥と一緒に採餌している姿の方をよく見る。
そして、田んぼより堆肥に群がっている気がする。(個人的意見)

ウトナイ湖では数年前から渡りをやめたオオヒシクイが住み着いており、一年を通して至近距離で見ることができる。
白鳥しか知らない一般の観光客は天然記念物が近くにいることも知らず、ただ大きめのカモがいるという認識しか持っていないようだ。
何というかオオヒシクイは

嘴が長く間延びした顔をしているせいか「おっさん」のような顔に見えてしまうのは自分だけだろうか?
一方、亜種ヒシクイは

嘴が短く、顔も小さいのでかわいい感じがする。

個人的な意見が多くなってしまったが、結局はどちらも好きである。
ただし、マガンに比べると二の次になってしまう感じがあるのは否めない・・・。
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